いのなかとらさん

もう1年ちょっとで三十路の人がふとあの頃を思い出して復活したブログ



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2007年03月13日(Tue)      ■昔のねた■

【ゴールデンタイム】





「世界一受けたい授業」って言うのが、土曜日にやってるんですけど、
ついこないだの土曜日ですよ、

僕の知ってる人が出てました。







教授としてですけどね。

皆さんに知識を披露していたんです。
いやその、普通に言ってますけどこれはとんでもない事ですよ。

というのもその先生ってのが、僕と同じ大学の先生。

でありかつ、僕と同じ学部の先生。でありかつ、僕と同じ学科の先生。
もちろん、授業も受けたことあります。
そんな先生が、テレビに出てる。
僕の知ってる人が、それも、ゴールデンタイムに出てる。
土曜8時、古くは八時だよ全員集合から、今ではめちゃイケなど、
多くの歴史をその枠の中に保存している、土曜八時に、
その顔と知識を全国ネットでさらけ出しひけらかしてるのだから、
これは素直に嬉しいし、反面、羨ましくもあります。

正味な話、その先生とは、同じ学科といえど学ぶ学問的なものが違ったので、
あんまり絡んだ事もないんです。
あんまり、正直、正直に言うと、正直、好きな先生じゃないんです。
正直に言っちゃった。あーあ、しらねぇぞ。

これ全国ネット、しかも土曜八時のゴールデンタイム。
まぁでも、すっげ、これはすごい、テレビに出てるよ。
番組の3分の1も写ってるよ、あの、あの先生が!!
的な、興奮のるつぼに、ちょっとだけ陥ってしまったんですね。

自分の知ってる人がテレビに出てたら、その人と仲が良くとも悪くとも、
ちょっとだけ、心が賑わってくるように感じた。

心の奥底で沸々と湧き上がってきた、穢れない純粋な気持ち。
「僕もゴールデンタイムに進出したい。」
その言葉、君に思い切り叩きつけてみたんだ。
君は笑って、僕を悲しそうな目で見つめながら、去っていったよね。
でも、僕は、それを後悔していないよ。
そしてゴールデンタイムに進出する事で、もう1度、
ああ、もう1度だけ、君を僕の腕の中に取り戻すんだ。


なんの実りもない生き方をしてきた僕に、テレビ。
どうやれば、その願いが叶うのか。でも頑張るしかない。

まずは、伊東家の食卓に狙いを定めた。そう裏技だ。
あの番組には、「全国の裏技会員」みたいな謎の組織があって、
裏技を持っている素人は、テレビに出る事ができるんだ。
僕は、ホームビデオをセットすると、そのビデオに向かって喋りかけた。
「どうもー裏技会員ナンバー234689、スミタカストーンでーす。今日僕が紹介する裏技は、なんと、綿棒が・・・・・・・・・」
約10分間の、テレビの目の前の視聴者へ向けた裏技レクチャー、
もちろん営業的なスマイルは完璧だ。
早速僕はそのビデオを伊東家の食卓宛に送ろうとした。
それが採用されれば、もう、ゴールデンタイム進出は完璧だ。
もう1度だけ、君を、振り向かせてやるぞ。
「驚くぞぉ、彼女、ふひひひ・・・」
そう言って僕は、伊東家のホームページに行くと、宛先を確認しようとした。
しかし、そこに書かれていたのは、僕を嘲笑うかのようなあの言葉。
「ただいま、裏技の募集を中止しております。」

な、なんでだよ!なんでだよ、くそがぁ!どうしてなんだ!

その叫びは、すぐそこに書かれていた一文を見て、
呆気なく、消えていった・・・・。

「伊東家の食卓は、3月13日の放送をもって終了いたしします。
10年間の応援ありがとうございました。」




ならばもう、お笑い芸人になるしかない。エンタの神様だ。
僕は、すぐさまネタを作って、ネタ見せに行ったさ。
ピン芸人、今日から僕は「じゃがいも仙人」。
社会風刺性のあるちょいと毒の効いた芸風。
ネタとネタの間のブリッジは、「じゃがじゃがいもいも」で決まりだ。

「これは売れる、これは、大ブレイクするぞ!!」

僕は意気込んで、ネタ見せ会場に行き、そして、
落選した。

「誰も・・・・俺の笑いを理解しちゃいねぇ・・」



ならば、ミュージシャンはどうだろう。
音楽番組は、ゴールデンタイムに三様にあるわけだ。
一発ドカンとヒット曲を世に放てば、たちまち、そこには、
多くの人やお金が群がる。これだ。人気を手にする。
そして音楽番組からのオファーを待つ。
完璧じゃないか。

僕は早速中古屋で、タンバリンを購入した。
世の中ギターがロッケンなロールだと?そんなの間違ってる。
タンバリンこそ、タンバリンこそがロッケンなロールなのだよ。
ストリートに立って僕は歌った。世界を取れるようなリズム。
軽やかなメロディーに乗って、僕の綺麗な歌声は商店街に響いた。

始めは、他人のカバーを歌っていた。
山本譲二、小金沢昇二とかの、ほら、あの有名な歌だ、ほら。あれとかだ。

そして、その音楽活動のなかで、初めて自分で作り上げた自作曲、
「魂 ~君のおばあちゃん、どうして髪の色紫なの?~」は、
なんとか、インディーズではあるが発売するコトが出来て、
でも売れなかった。やっぱり世間っていうのは広くて僕の声は届かなかった。

「こんなにいい曲、聞いてもらえれば、きっと心揺さぶるはずなんだけど。
やっぱ日本といえど、広いから、聞いてもらえない。
こんなストリートからじゃ、声も届かないや。」

僕は歌う事を、辞めた。

いつしか行き場を失った。ゴールデンタイム。
そこに手を伸ばしてみても、あまりに遠い現実。この手は届かない。

アニメ声優も目指した。最悪、姿じゃなく声でも良かったから。
声でもいいから、ゴールデンタイムに進出したかった。
だから、僕はオーディションにいったんだ。
アニメのキャラの動きに合せて、声をあげる。
簡単なように見えて、案外奥が深い。奥が深いってコトはつまり、
思ってるよりも、何倍も難しい。
ただ、僕は自分の声に多少の自信を持っている。
汚いけれど、その中に何か、汚くない光がある。
台本を手に持ちながら、監督の合図と共に、目の前の画面に映像が写る。
アニメのキャラクターの動きに合せて、周りのそれぞれのキャラの候補者が喋る。
さぁ、もうそろそろ僕の番だ。

「しんちゃん、行くわよ!」
「ほっほ~い、行くぞ~!」
「待てよ、しんのすけ~!」
「しんちゃん、置いてかないでよ~、
・・・、ぼ~ちゃんも早く、早く!置いてッちゃうぞー!」

そして僕は、こう言ったのだ。

「・・・・・・ぼ~!」

もちろん、オーディションには落ちた。


どうやってもダメだった。いくら頑張ってもダメだった。
足掻けば足掻くほど、もう逃げる事のできない深みに落ちていくようで、
底のない沼のようなその場所から僕は、
必死で、起死回生をたくらんでいたけど、もうだめだった。

もがけばもがくほど、目標は遠くなっていく。
夢も何もない僕が、
目の前にやっと見つけることが出来た目指すべきものは、
あまりに自分には不釣合いなものだったからなのか、
今ではもう、直視することは出来ない。

自分の不甲斐なさを責めてみても、もう、
自分は立ち上がる気もないから、張り合いがない。


そんなとき、君を思い出した。
そうだ僕は、君を忘れかけていた。
初めのころは、目指すべき目標の先には、君の姿が浮かんでいた。
けれど今は、君の姿は浮かんでなかった。

ゴールデンタイムに出る事が、僕の目標だった。
けれど、ゴールデンタイムなんかに出たところで一体何があると言うのだろう。
一体そこには何が待ち構えているのだろう。


こうやって必死になって時間に終われていた今日まで。
こうやって目標を立てて何かに熱中できた今日まで。
ゴールデンタイムに出るために、
必死で声優になろうと頑張った、必死で笑いの稽古をした、
必死で日常から裏技を探した、必死で音楽を鳴らし続けた、
そうやって頑張ってきた時間、今日までの時間が、

そんなとにかく必死だった時間が、

僕にとって実はこんな時間こそが、
本当の意味での、「輝いていた時間」。
黄金に、煌びやかに、輝いていた時間。
それこそがまさしく、本当の「ゴールデンタイム」だった。

そして、実際は、君といた、君と過ごした、
今でも色褪せない確かな時間が、
決して忘れる事の出来ない何気ない日々、笑顔の時が、

僕の中で輝きを今もこの瞬間も増していく、
最高のゴールデンタイムだったんだなって。

今、気づいたんだ。
今でも君を愛してる。君が好きだ。
君との時間こそ、「ゴールデンタイム」だった。

好きだ、好きなんだ、君のことばっか思い出してる。
辛いんだよ。
だから、もう一回、僕と、やり直してくれないか?






「いや、普通にムリ。」






(ノ◇≦。) ビェーン!!オマエミタイナ ブス イマスグ キエサレ!


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コメン㌧もらっていいの?

なるほどなぁ。
ゴールデンタイム、テレビ的には7~9(11?)時なのかもしれないけれども、人それぞれ違うのかもなぁ。

輝いてる時間がゴールデンタイムかぁ。
そしたら、今はゴールデンタイムに繋げるための時間にせにゃいかんのね。
くっそー、すみちゃん見習って痩せよう。
意思が弱いったい。

(ノ◇≦。) ビェーン!!サイゴニ ツヨガッチャッタリ シチャッテネ。



(・∀・)ウケケ

ゴールデンタイム、
僕の中での定義は、7時~11時です。
確かどっかで、テレビで誰かが言ってた気がする。
まぁ、人それぞれですわね(笑)

ゴールデンタイム、を目指してる時こそ、
そんな一生懸命のときもまたゴールデンタイム。
だから郁貴おねぇさんも、アレだよ、
バイトで頑張ってる今も輝いてる、大事なゴールデンタイムですから。
時が経つの早いから、シルバーになっちゃうのはすぐだよ。だから今、輝いて。痩せて。
僕も輝きたいよぉ。

(ノ◇≦。) ビェーン!!キヅケバ クチビルガ ブルー デシタ。
(ノ◇≦。) ビェーン!!タスケテー。

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スミタカストーンにだけ伝えたい
 

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すみとん

Author:すみとん
頑張って生きてます。
■28歳になっちゃった
■正式名称はスミタカストーンっていうんだ
■うぇッ!・・・あっゲップしちゃった。
■埼玉県在住、人生迷走中
■「スミ㌧」とか「すみさん」って呼ばれてるよ。
■リンク・コメントはご勝手に!
■。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。ビォエェェェェェン!!
■思ってるよりも悪いヤツだよ。多分。






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