いのなかとらさん

もう1年ちょっとで三十路の人がふとあの頃を思い出して復活したブログ



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2007年03月29日(Thu)      ■昔のにっき■

【もしもし亀よ、亀さんよ】




今、僕の目の前には怪物がいる。

誰が名づけたのかは全くもって知らないけど、
人はその怪物を恐れ多くも馴れ馴れしく、親友のようなフランクさで
全く怖くも痛くもかゆくもないといったような感じで、
こう呼んでいる、

「パソコン」、と。







怖い、怖すぎるよ、パソコン。
どうして皆、こんなにも恐ろしい怪物を前にして、
へらへらと笑ったり、やんやんとふざけたり出来るのだろう。
僕にはそれが信じられない。
だって、今も、パソコンの画面を凝視できないでいる僕がいる。
だって見つめていると魂が吸い込まれていきそうだから。
このジャポニカ学習帳1~2個分くらいの画面に、僕の魂が。
パソコン?
いや、もう、パソ “ザ・ビースト“‘ コン、野獣だ。

ぼやぼやしてると「時間」が奪われる。
そいつは、ぼーっとしてる間に人間から時間を奪う。
ふとパソコンをつけて、その世界にいつの間にか取り込まれると、
「はっ?!」と気づいて外を見たら、
既にもう日は落ちて真っ暗だった、そんなことに幾度もなっちゃった。
なっちゃってる。そんな由々しき事態に。
・・・・・はっ!?そ、そんな!
た、助けてください!!今もそうこうしてるうちに、僕の時間がなくなってる!
この野郎!!僕の大切な時間を返せよ!!パソコンめがっ!
パソコンの分際で、くそぉ!
あんな事や、こんな事、それから、そんな事、
うっひひーでむっひょひーょな事、するための僕の大切な時間を返せ!!

このままじゃ僕は浦島太郎になっていく。

浦島太郎は海へ潜るために「魂」を奪われた。
亀の背中に乗って、竜宮城に行き、乙姫に歓迎され、
毎晩、鯛や平目のダンスを見ながら数日食う寝る遊んでいるうち、
故郷が恋しくなって、反対もおしのけて、
玉手箱を貰って、再び地上へと舞い戻る。
しかし、地上の姿はここ数日で明らかに一変していた。
「おかしい、何かがおかしい」と、道行く人に尋ねてみれば、
どうやら、この地上はわずか数日前から何十年と年を経ていた地上。
自分が竜宮城へ行ったわずか数日で、地上は何十年も経過していたのだ。
浦島太郎は途方に暮れ、「絶対開けてはならない」と言われた玉手箱を開ける。
すると玉手箱からは白い煙が出てきて、浦島太郎はたちまちおじいちゃんになってしまう。
そんな話。
玉手箱の中には、何が入っていたのか?
それは、すなわち浦島太郎の「魂」だと言われる。
玉手箱とは、もとは「魂つ箱(たまつはこ)」すなわち魂の箱で、
竜宮城という異世界では、魂の抜かれた浦島は、年を取ることなく過ごす事ができた。
しかし、玉手箱の中にあらかじめ閉じ込めておいた浦島の「魂」だけは、
その箱の中で地上世界と同じように時間を刻み続ける。
「開けないほうがいい」とは乙姫様のこの上ない優しい忠告だが、それもむなしく、
浦島太郎は途方にくれてその玉手箱を開けると、
空けた瞬間、体から離れても時を刻み続けた魂は浦島の体に戻り、
体は魂と共に失われていた「時間」を取り戻し、

浦島太郎はおじいちゃんになってしまった。

パソコンとは云わば竜宮城なのかもしれない。
僕はパソコンをポチッとやって、クリクリックすることによって、
ここではない異世界へとワープする。インターネットへと。
そのとき魂は別のところに保存されて、僕の体だけがパソコンの前にいて、
色んな楽しみを享受する。笑って泣いて、時間が経つのすら忘れて。
ご飯も食べないで、トイレにも行かないで、
一切の生産活動から離れ、ただただ時間を忘れパソコンの前に居座る。
下手すると、何日でもいれる。
右手とマウス、時々左手。ただそれだけで、色んな事を享受できる。
だからこそ、居ようと思えば、極論、2年ぐらいは居れる、パソコンの前に。

ただパソコンの電源を落とせばいいだけなのに、でもなかなか出来ないでいる。
ある時ふと故郷が恋しくなるんだ。そして、この怪物から距離を置こうとする。
そして、そのとき、それは僕に「魂」の入った箱を手渡す。
パソコンの前からやっとの事で離れて、
テレビや新聞を見てみると、時間は流れていて、知ってるものは何一つなくて。
焦った僕は、開けてはならない玉手箱を開けてしまう。
そこで閉じ込められていた、時間を唯一刻み続けた僕の魂は、
そこで僕の肉体に戻ってくる。
そして、魂を取り戻した肉体は、同時に、これまで流れてきた時間を知る。
するとたちまち僕の体は老い始め、見る見るうちにおじいちゃんになった。

浦島太郎は亀を助けた、と一般に言われる。
亀を助けた事によって、浦島は亀に誘われ、竜宮城へ向かった。

じゃあ僕は、一体なんで、
パソコンという名の竜宮城へ向かう事になったのだろう?
そもそも僕がここまで、パソコンにのめり込むようになったのはどんなきっかけ。
一年ちょっと前まで、パソコンのパの字も知らなかったような男が、
どんなきっかけでこんなふうにまでパソコンにのめり込んでるんだろう。

僕にとっての亀はなんだ?

・・・・・・・・間違いなく、言うまでもなく、ブログだ!!

ブログをやり始めて、パソコンの世界へと入っていった!
ちくしょお!やっちまったな!おい僕、やっちまったな!
ブログに出会わなければ、パソコンなんてやってなかった、
ここまで魂を吸い込まれることもなかったんだ!!

浦島太郎だって、いじめられてる亀を助けなければ、
最終的におじいちゃんになる必要なんてなかったんだよ。
今からでも遅くはない、そうだ、ブログを見放してやれば、
僕自身がブログをいじめ抜いてやれば、
パソコンに触れる機会もなくなって、
インターなネットの方へも行かなくてすんで、
ブログだけじゃない他の興味をそそる物象にも出会わなくてすんで、
そしたら、
取り戻せるかな、時間、そして僕の魂。

ん。

でもこんな可愛いらしいブログ、いじめる事なんてできない!
ブログ見放す事なんてできないよ!
僕ってば優しさだけがとりえの、ナイスなマンですから、
これ以上ブログがアレするなんて、そんなの可哀想過ぎるだろう!
だからもういいや。魂でも時間でも何でも奪ってくれ。

もう浦島太郎でも構わないから。

今、僕の目の前には怪物がいる。

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Author:すみとん
頑張って生きてます。
■28歳になっちゃった
■正式名称はスミタカストーンっていうんだ
■うぇッ!・・・あっゲップしちゃった。
■埼玉県在住、人生迷走中
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