いのなかとらさん

もう1年ちょっとで三十路の人がふとあの頃を思い出して復活したブログ



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2007年08月14日(Tue)      ■昔のにっき■

【そのまんま西へ】




もう、とにかく思い立ったが吉日ということで、
僕は自転車に乗り、西へ西へと、とにかく漕いでいった訳ですよ。





もう、本当に、自転車で一人旅がしたいなと思いまして。
マウンテンなバイクではなく、ママなチャリに、そこそこの荷物を詰め込んで、
一週間ほど、行き当たりばったりの気ままな旅に出たくてたまらなくなって。

バイトをしなきゃいけないんですが、でも、今バイトなんか始めたらば、
長い休みは取れないじゃないですか、働き始めはとくに。
だからバイト始める前に、この長い休みをフル活用して、
もうひたすら漕ぐだけ漕いで、未だ見ぬ新しい地へと僕は走り出したくなって。

問題は泊まる所なんですが、
それはまぁ、安いビジネスホテルとか、ネットカフェがあればそこへ。
なかったらなかったで、もう、最悪野宿で。公園のベンチで。
バス停で。コンビニの床で。あなたの腕の中で。
とにかく死ななければいいのでね、どうなっても。幽霊になってもいいですし。
とにかく、もう、気ままに風任せ気分任せで、とにかく、西へ西へ行こうと思って。

実際、あとさき考えることもなく早速カバンに、そこそこの必需品を詰め込みまして、
走り出したわけです。家からあてもなく、自転車を漕いで。

そしてまずはとりあえず、このブログでは毎度御馴染みの、
船が橋のようになっていることこの上ない船橋駅まで行きまして。
ぶらんぶらんとたどり着きまして。
さてこっからどうしましょ、ということで。
ぶらんぶらんさせながら考えまして、結論出しました。

そっからですね。

とにかく西へ行こうと。

これはもうとにかく、そのまんま西へ行こうと。

西国原英夫へ行こうと。

そう決めまして、何にも考えずにとにかく、自転車漕ぎました。
全く知らないちょっと大きな道へ僕は自転車と少しの荷物と共に、
踏み込んでいったわけですよ。






そのまんま西

うだるような猛暑の中で、降り注ぐ強すぎる紫外線をものともせず、
ママなチャリ、それも1年以上前に買ってから、ほぼ使ってないこのママなチャリを、
ひたすら漕いでとにかくもう西へと向かう汗ダラダラの僕の姿を見れば、
多分、この日本という国に存在している女性のうちの7割ぐらいは、

ある意味では後光が差しているかのような僕の必死なその姿に、

『き、きもちわる~い』って思うんじゃなかったかな。

残りの3割は、

『ちょ、ちょっときもちわる~い』って思うんじゃなかったかな。

それぐらいもう、キラ☆キラしていたよね、
必死になって自転車を漕ぐ、まばゆいばかりの僕の笑顔は。


それで、もう、ひたすら西へ漕ぎ続けて知らぬ道を邁進していきましたらば、
そのうちこう、なんか、
徐々に、景色の方が華やかになって行きまして。
まるで駅前のように、店もだんだん視界に増えてきまして。
「ああ、これは駅が近くにあんのかな」だなんて思っていましたら、
ほんとに駅が見えてきまして。
駅も見えてきたし、もう、自分の限界的なものも見えてきたし。

それで船橋からいつの間にか西船橋まで来たんですね。

さっきの路線図を見て確認して欲しいんですけども。あるでしょ?
西船橋ってあるでしょ?
そこは、名前のとおり、船が西向きに橋になっているような駅です。
普段電車では通ることもあるけど、始めてですね、駅前の繁華街を見たのは。
西だけあって、船橋よりそこそこ繁栄も劣るけれども、
でもそれはそれなりに、船が橋になっていたり、橋が船になっていたりしたもんですよ。西向きに。

それはまぁいいとして。





そのまんま西

で、そのときに決意を固めまして。

「あれ、これは、東京の自分の家まで行けるんじゃないか?」

って思いましたんです。




というのも、僕はあの、今暮らしてるのとは別に、
東京にも家的なものがあるんですけどね。

実はそこから上野まで自転車で行ったことがあるんです。
それもまた行きあたりばったりの道を自転車でひたすら南へ進んでいったら、
たどり着いたんですけれど。
ゆっくり漕いで2時間ぐらいだったかな、家から上野まで。

そして、僕はまた、上野から秋葉原までの道も知ってるわけです。
何故知ってるのかは察してください。
僕も一応地下アイドルなので、コスプレもしたりしてるんですけどね。
サイン会も月4回していますし。写真集も出してますし。
まぁそれはいいんですけど。

ってことは、秋葉原から上野、上野から家、までは行ける訳じゃないですか。
時間はそれだけで2時間半ぐらいでしょうか。

そして今、船橋から西船橋へとたどり着いた。

でご覧のとおり、JRは線路が分かりやすいですから、
そこに沿ってそのまま西へいけば、
必然と秋葉原まで行ける訳ですよ、路線図を見れば一目瞭然ですが。

そのまんま西

ほらね、ほ~らね!!









だからもう、今回の旅、とりあえず今日は東京にあるほうの家まで行こうと。

もしかしたら5~6時間はかかるかもしれないけど、
とにかく、ちょっと自転車で僕は行ってみようと。
そしてまたそっから今度は、見知らぬ土地、西へ進んでいけばいいじゃないか、と。
まずは今日、ひたすら西へ行き秋葉原まで行って、
そしてそっから今度は北上して、東京の家まで行こうと決めたんです。

だからもう、ひたすらに、漕いで、漕いで、西へ。

西へ、西へ西へ。

わき目も振らず、西へ、西へ西へ。

途中、すれ違うカップルに、心が挫けそうになりながらも、西へ。

お団子頭のおばちゃんが道のど真ん中を歩いて、先へ進めなくなりそうになりながらも西へ。

スナイパーがビルの屋上からライフルで僕の命を狙ってきても、とにかく西へ。

もうここまで来たからには引き返せない、というくらいまで来てしまったから、
僕はもうとにかく、西へ進むしかないのである。

そして、
やがて、西船橋から、下総中山、本八幡を経由して、

市川へと差し掛かったその時の事だった!!


















プスー プシュシュシュシュシュー
















「だ、誰だよ、すかしっぺしやがったのは!!」

最初はね、
スカンクかなんかが僕に向けておならをしてきたのかなぁと思ったんです、

けれどその次に・・・・



















ゴツ ゴツゴツゴツゴツ!!

ゴッ ゴッ プスー ガタガタゴト ゴッ ゴッ・・・


















「えっ!!?ま、まさか・・・」

















「ぱ、パンク・・・・・・!!?
























はい、後輪が、完全にパンクしまして。

まさかの想定外の事態でした。
いきなりプスーって言って、ゴツゴツゴツ地面に後輪が直接音をかき鳴らす。

思えば遠くへ来たもんだ。

よりによってパンクしたのが、市川て。市場が川のように流れている場所て。
千葉にある自分の家からはもうすでに遠すぎて、
もちろん東京にある自分の家からはあまりに遠すぎる。

遠すぎる、遠すぎる遠すぎる!!




こんなところでパンクしちゃったら、どうすればいいのだろう。
自転車一人旅の最も重要な点を知った。
パンクだ。
パンクしてしまったら、周りに自転車屋さんがないとそこで終了。

テンションダダ落ち。最悪。ほんと最悪。

自転車を引きずりながら周りを探せども、探せども、
自転車屋さんは見つからない。よって、パンク直せない。
来る前寄ったダイソーで買った、100円の缶型空気ボンベで空気入れてもすぐにプスー。
自分で直せる事などまるで出来やしない。

ましてや、この1年前にホームセンターで買った大切な6000円の自転車を乗り捨ててまで、
JRに乗ってひとりで帰ることなんて僕には出来ない!!











だから歩くしかなかった。

自転車で軽快に遠路はるばるやってきたこの道を、
千葉の家まで遥か遠くなってしまったこの道を、僕は、
東へと、そのまんま東へと、引き返すより他に道はなかった、自転車を引きずりながら。

影踏みしたいなぁ

アスファルトに伸びる自分の影は、まるで、ノッポさんのように伸びていた。
いや、ノッポさんではないのかもしれない。
顔はどちらかというと、わくわくさんに似ているのだから。

3時間半かけて、僕は自転車で来た道をひたすらに歩いて戻った、
引きずった自転車と、照りつける日差しと、そして、くたくたになる僕。

自分の帽子とポロシャツスタイルは、わくわくさん譲りなんだと気づかされた、
そんな在りし日の夏のヒトコマ。

帰り道、遥か遠い自分の家を見据えて歩きながら、聞いていた音楽、
まだ家まで半分も過ぎないうちに、電池が切れた。

こんなときわくわくさんならどんな工作で、みんなを楽しませてくれるのだろう。

ごめん、僕はまだ、わくわくさんにはなれないや。

こうして僕の自転車一人旅は、志半ばにして、終わったのであった。




《エピローグ》

家に帰ってきて、シャワーを浴びて、大量の汗でべたつく肌を流す。
そして体重を量ったら、
まさかの1キロダウンでして。

「い、1㌔も痩せテンジャン!!」や、痩せてるよ!!内山くん、僕痩せてるよ!!

よぉ~し、じゃあ、ダイエットもかねて明日も自転車の旅行っちゃうかな!!

ワンモアセッ ワンモアセッ パンク ワンモアセッ

あっそうだ、まだパンクしたままだった!!
こりゃいっけねぇや!!とりあえずパンク直さなくちゃ三☆キラリーン

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コメン㌧もらっていいの?

まず、帰ってきてすんごくやるせない気持ちだろうに、
こういう風な記事を書いてくれて、「ありがとう」
と心から言いたいです。
自転車で旅をしてる途中でパンクして
手押しで帰ってくるなんて、
僕だったら記事にできない。
多分、もう何もかもが億劫になっちゃって、ブログやめちゃうww

本当お疲れ様でした!!
僕も、なんかふらっとどっかに行きたくなります・・・
というコメントは、次の記事のコメントで書きます。

●たれもちさん

いやいやいや(笑)!!「ありがとう」だなんて!!そんな!そんなそんな!
僕はほんとはね、こういうのが書きたかったりするんですよねぇ。
・・・・・・まぁわからなかもしれませんが(笑)
こういう人間もいるんだよ、だから君なんてまだまだ全然だよ、みたいな。
ある意味で、みんなの励ましになるような、
駄目人間の謳歌みたいなね,こういうのが書きたかったりもします。
むしろこういうのが書きたくて、自転車でアレしたっていう感もありますよ!!

だから馬鹿にして笑ってやってください!!
お願いします、馬鹿にしてください、笑ってやってください!!
Mだから大丈夫です、自分Mv-218ですからね

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スミタカストーンにだけ伝えたい
 

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すみとん

Author:すみとん
頑張って生きてます。
■28歳になっちゃった
■正式名称はスミタカストーンっていうんだ
■うぇッ!・・・あっゲップしちゃった。
■埼玉県在住、人生迷走中
■「スミ㌧」とか「すみさん」って呼ばれてるよ。
■リンク・コメントはご勝手に!
■。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。ビォエェェェェェン!!
■思ってるよりも悪いヤツだよ。多分。






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