いのなかとらさん

もう1年ちょっとで三十路の人がふとあの頃を思い出して復活したブログ



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2007年03月28日(Wed)      ■昔のにっき■

【そうは言っても人間ですから】





「ブ~ン」

耳に飛び込んできた突然の不快な音に、
僕は思わず飛び起きて、枕を振り回し、立ち回った。
時刻はすでに、朝の5時半を迎え、外からは鳥のさえずりが聞こえていた。







ここ数日僕は、なんだかあんまり眠れないでいた。
寝てなくて寝たいのに、布団に入っても寝れない。
体はこんなにも寝たいんだけれども。
そんな状況下での昨日のこと。
音楽を極小音で聴きながら目を瞑り、
ゆっくりと、夢の世界へ向けて近づいていったそのときに、
耳に聞こえる音楽を遮るかのように、その音が聞こえてきた。

「ぶ~ん」

まさか、と思った。そんなばかな、と。しかしその、まさか、だった。
余談だが僕の耳は、「ブーン」という音に非常に敏感である。
誰よりも、何よりも「ブーン」というものが大嫌いだ。
「ブーン」という音が聞こえてくる場所なら、例え火の中であろうが、
僕はその音を断つ為に、発生源となるものを滅す。
それと、「アーイエー オーイエー 俺イリエー」という音が聞こえてくるなら、
例え水の中であろうが飛び込んで、ボッコボコにする。
それは、それは個人的なアレだけど。ボッコボコに。
それは別としてこの場合は「ブーン」。
これはもう身に染み付いてしまった、ある種の条件反射のようなもので、
「ぶーん」という音が耳元でほんのかすかでも聞こえるならば、
僕はまず布団から飛び起きて、電気をつけ、
ティシューのほうを手に握りましたからには、
「ブーン」の音の主を、眠たい目を擦りながらも、必死で探し、
素早く簡潔に仕留める、

そーいう流れ作業みたいなものが出来上がっていた、ここ数年で。
馬鹿みたいな人間 対 蚊の構図なんですが、
まぁそれはそれで悪くはないんですよね。楽しいですよね。

とはいえ、今って春先ですよね。

でも、普通、夏ごろじゃないかなぁ、その時期って。蚊の時期って。
よくわかんないけどさ。蚊といえば夏ってイメージが僕にはあって。
今、4月前ですけど、蚊ってこんな時期にも出るんですか。
僕はあんな風な夏の蒸し暑い夜ならば、蚊が出ても、
まぁ致し方ないし、大小の蚊に対する覚悟はしていますけれど、
季節は春。出会いと別れのこの季節にぼかぁ、蚊と再会するなんていう、
そんな突然のストーリーに期待なんて微塵もしていないのですよ。
ちょ、ちょっと時期的におかしくない?こっちだってまだ準備もしていない。
ましてや、最近寝不足だって言ってるの。
多少、寝れない自分にご機嫌が悪いさ。
だから昨日の早朝の蚊の出現のときも、久方ぶりのブーンというその音に
過剰に、過敏に一目散に飛び起きて、
「こっちは寝れなくてイラッとしてるのに、なんだよてめぇはぁぁぁ!!」
ご機嫌も斜めに、枕を馳浩(はせひろし)よろしくのジャイアントスイングで、
ぶんぶん振り回して蚊を抹殺しようとしました。
テンピュールっぽい素材の枕を、棍棒のように振り回しました。

僕は、気になりだすと、最後まで、解決するまで何事も引きずってしまう、
そんな性質の悪い、友達になりたくないような粘着質なタイプだから、
「この部屋の中に蚊がいる」そう気になり始めたら、我慢できず、
もう、蚊を退治するしか道はなくて、
「もうブーンは聞きたくない」そう思わずとも、蚊には悪いけど、
退治させてもらおうじゃないですか、すいませんけども、と。

そんなわけで、右手に枕、左手にティシュー、額に第三の目を抱いて、
ちっちゃい部屋の中から、目を凝らして、
ほんの1cmにも満たない蚊を、探したんですけど、

気づいたら30分経過してましてね。
手に持っていたティッシューは、
蚊すら見つけられない自分への怒りと少しの焦りと、汗で、
手にくっついてました。さながら油取り紙のように。抜群の吸着力で。

だって見つからないんですもん。いくら目を凝らせど。
で、時々見つけたとしても、
なんか素早いんですよ、今まで見てきた蚊のどれよりも。
この春の蚊。元気なこと、まぁ。
まず、ずっと空中に浮いてる。どこにも止まらない。
浮いてるんですよね、留まる事を知らない蚊が。
まぁ、僕も浮いてるので、ちょっとだけ蚊に仲間意識も芽生えましたが、
苦労すること、40分くらいですかね、
やっと、やぁぁぁぁぁあっと見つけて、ティシューでドーン。
見事、蚊を退治することが出来ました。

知ってます?
「蚊ってウザイなぁ」ってそんな時誰もが思いますけれども、
蚊にとってもまた、「人間ってウザイなぁ」って思ってるんですよ。
人間から血をいっぱいうまいこと盗んでいく大泥棒のクセに。

でも知ってます?
「蚊なんてこの世にいなくていいのに」詰まる所そんな思いも出てきますけど、
蚊もまた同じように、「人間なんていなくていいのに」って思ってるんですよ。
だって他の動物の血で十分間に合うし、なにより、
他の動物は血を吸われても、蚊を殺そうとはしないけど、
人間だけは狂ったように、簡単に蚊を殺してしまうのですから。

そして知ってます?
「蚊」と「人間」が、互いに「どちらがこの地球にいるべきか」争って、
その答えを地球上の全ての動物に委ねたとしたら、
全ての動物がこう答えてしまうだろう事実。
「蚊はいてもいいよ。人間こそいなくなるべきだ。」

切る必要もない木を切ったり、採る必要もない植物を採ったり、
殺す必要のない動物を殺して、
自分たちの暮らしを快適にするためだけに、地球を傷つける。
水は濁り、空気は汚れ、自然は徐々に少なくなって、
砂漠化した土地は悲鳴をあげる。
動物たちは住むべき場所を限定され、その多くが絶滅していく。

他の全ての動物に嫌われた人間は、最後の判断を地球に委ねました。
地球は言いました。
「人間さえいなければ、私はこんなボロボロにならなかったよ。
他の動物たちや植物たちと末永く、幸せに暮らせたのに。
あ~あ、人間ウザイよ。早く出てってくれ。」

人間が蚊の存在を否定していても、
こんなにでっかい地球が、人間の存在を否定している。
単なる僕の想像だと思います?

どうなんでしょう?


―で気づけば朝の6時過ぎてまして。
今度こそ、絶対に眠りについてやる。
小さな誓いを立てて、また再び床に就きました。
「もう邪魔するものはいないから、今度こそ寝てやるぞ。」

でもやっぱなんか寝れなくて、ボーっとしてたんですね。

そしたらその時ですよ、

「ブーン」






「もう一匹いたの??えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
えええええええええぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇえぇぇ!!
ぴぎゃあああああああああああ!!ふんぎゃあああああああ!!」

地球さん、もう少しだけ地球に住まわさせてください、と
再び蚊と追いかけっこと隠れんぼして、
見失ったり、逃げられたりしながら、
血を吸った代償に、蚊さんのお命を頂戴してしまう。

気づいたら、朝10時。
「何やってんだろう」とまた馬鹿みたいに後悔するけれど、
そうは言っても人間ですから、
人間としてやっていくしかないわけで。

「僕は人間です、あなたは人間ですか?」

あ~あ、
人間って本当に素晴らしい生き物ですね。わぁお。


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コメン㌧もらっていいの?

自分は人間ですが、確かに、
地球からすれば、人間はとてもウザイでしょうね。
地球上の生物で、人間だけ異質ですもんね。
確かに。
自分は人間として生まれてきたので、
人間として生きていくしかないように思います。

★朔タローさん★



朔太郎さんも人間でしたか、そうでしたか。
そりゃウザイでしょうね、地球にしてみれば。
人間ほど自分という地球に害を与える生物はいないですし、
そうそう、人間だけ、違う生き物ですよね。

人間として生きていくしかない。
おっしゃるとおりです。
人間ですから、人間なりに生きていかなきゃいけないわけで、
だからと言って、地球をアレしてもいいってわけじゃないですけど、
そこはよく話し合って、如何に自分勝手にならずに、
出来るなら最低限のところで、
生活を営んで行きたいものですよね。

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スミタカストーンにだけ伝えたい
 

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すみとん

Author:すみとん
頑張って生きてます。
■28歳になっちゃった
■正式名称はスミタカストーンっていうんだ
■うぇッ!・・・あっゲップしちゃった。
■埼玉県在住、人生迷走中
■「スミ㌧」とか「すみさん」って呼ばれてるよ。
■リンク・コメントはご勝手に!
■。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。ビォエェェェェェン!!
■思ってるよりも悪いヤツだよ。多分。






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